不平[語句情報] »
不平
「不平に過〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
不平に過の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「端午節」より 著者:井上紅梅
官僚を兼ねていたからである。 しかしこの推定は皆誤りであった。実際これは彼の新
不平に過ぎないので、不平を説いてはいるが、彼の分に安ずる一種の空論にしかあり得な....
「青年」より 著者:森鴎外
平はなんだ。あの奥さんを失う悲から出た不平ではない。自己を愛する心が傷つけられた
不平に過ぎない。大村が恩もなく怨もなく別れた女の話をしたっけ。場合は違うが、己も....