不知火[語句情報] »
不知火
「不知火が〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
不知火がの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菎蒻本」より 著者:泉鏡花
った時は、ばたり、ばたりと、団扇にしては物寂しい、大な蛾の音を立てて、沖の暗夜の
不知火が、ひらひらと縦に燃える残んの灯を、広い掌で煽ぎ煽ぎ、二三|挺順に消してい....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
……フと気がつくと、二人の周囲をぐるりかこんで、一面の剣輪、剣林――。
筑紫の
不知火が江戸に燃えたかと見える、司馬道場の同勢だ。
気を失った峰丹波の身体は、....