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二伸
「二伸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二伸の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虚構の春」より 著者:太宰治
モシクハ葉書、御不用ノ際ハソノママ御返送ノホドオ願イ申上候。太宰治殿。清瀬次春。
二伸。当地ハ成田山新勝寺オヨビ三里塚ノ近クニ候エバ当地ニ御光来ノ節ハ御案内仕ル可....
「カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
』
『わたし今日はきっと泣きますわ、さよなら、恐ろしい再会の時まで、リーズ』
『
二伸、アリョーシャ、ただね、きっと、きっと、きっといらしてちょうだいね! リーズ....
「若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
来ました。はっとして顔をあげると、エミイの顔には苦痛の色があふれ 「遺言状には、
二伸みたいなものをつけていいでしょうか?」 「いいでしょう。追伸というんでしょう....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
、僕は永遠に君の忠実なる僕《しもべ》にして友であります。 オットー・ディーネル
二伸――日曜には、どうぞ僕の家へ誘いには来ないでください。もしおさしつかえなかっ....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
リーを去る許可を戯れに彼女に求めて、翌週出発すると告げた。しかし手紙の終わりに、
二伸としてつけ加えた。 ――私は意見を変えました。出発を延ばします。 彼はグ....
「北斗帖」より 著者:違星北斗
の沼に淋しき蛙かな 偉いなと子供歌うや夏の月 新聞の広告も読む夜長かな 夜長さや
二伸も書いて又一句 外国に雁見て思う故郷かな 雁落ちてあそこの森は暮れにけり 十....
「柳原燁子(白蓮)」より 著者:長谷川時雨
もと》を離れます。永い間私を御養育下された御配慮に対しては厚く御礼を申上げます。
二伸、私の宝石類を書留郵便で返送致します。衣類などは照山《てるやま》支配人への手....
「夜光虫」より 著者:織田作之助
公園、図書館の前で待つ」 隼 豹吉へ
二伸 亀吉の二千円は掏らせて貰った。 悪く思うな! 夜のポーズ ....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
身に注ぎ込む、女王にいってもだめなことを、世間に向かっていい拡げるのです。……」
二伸として、彼は手紙を焼いてくれるようにと頼んでいる。しかし彼女は焼かないことに....