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二党
「二党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
二党の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
拡張し務めて民権を減縮して農工商の諸業をも悉皆国家の自ら掌るを良好となす、けだし
二党おのおの国権と民権の相分かるるゆえんを知らざればなり云々」と言えり、内養〔政....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
》っているが、これこの法が後には政争の手段として用いらるるに至ったためであって、
二党対立の場合に、しばしば合意の上にてこの投票を行い、もって互に鼎《かなえ》の軽....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
に言ったのだった。 「おたがい、いつか年をとりました。都の風にも吹かれ、一門三十
二党それぞれに家運を伸ばし、わけて兄者は、正三位|左兵衛ノ督に叙され、八座の宰相....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ども、さまざま、波の底にはおこなわれている。 一時、菊池党と結んだ少弐、大友の
二党も、やがて建武新政の両三年を経て来るにしたがって、いつかまた、水と油の反目を....