» 病膏肓に入

「病膏肓に入〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

病膏肓に入の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
謡曲黒白談」より 著者:夢野久作
恐れのない発作症状を今現わしているところなのである。謡曲中毒もここまで来ると既に病膏肓に入ったというもので、頓服的忠告や注射的批難位では中々治るものでない。丁度....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
気消沈した痕が見えないで相変らずの博引旁証をして気焔を揚げておる。馬琴の衒学癖は病膏肓に入ったもので、無知なる田夫野人の口からさえ故事来歴を講釈せしむる事が珍ら....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
べからず」との結論に達したのであった。勿論あの国土厖大な支那、しかも歴史は古く、病膏肓に入った漢民族の革命がしかく短日月に行なわれないのは当然であり、私どもの判....