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諸兄
「諸兄姉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
諸兄姉の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
去ル 魂魄此土ニ止リテ七生報国ヲ誓フモノナリ 一、時期急迫ノ為メ、親族知己友人
諸兄姉ニ訣別スル余裕無カリシヲ遺憾ニ思フ、乞フ恕セヨ 一、御近所ノ皆々様、御挨拶....
「第四次元の男」より 著者:海野十三
のだから。この辺で、読むのをよすのが、お身のためであろうぞ。 さて、残りの読者
諸兄姉よ、卿等は、よくぞこの行まで、平然とお残りくだすった。読者中の読者とは、実....
「国分一太郎君の仕事」より 著者:村山俊太郎
るであろうが、今私は戸塚君や、佐々木昂さんと相談して、国分の仕事の素材の一部分を
諸兄姉の手もとに紹介させてもらうだけの仕事きりできない。 私は国分がいかに熱情....
「『鉢の子』から『其中庵』まで」より 著者:種田山頭火
す。井師をはじめ、北朗兄、緑平兄、酒壺洞兄、元寛兄、白船兄、樹明兄、そのほか同人
諸兄姉の温情によって、句集が出版され、草庵が造作されました。おかげで私は山村庵居....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
くつもりだし、かたがた、毎日の暮しですらおたがい大へんな今日なのに、その朝ごとの
諸兄姉にたいして、なんの足しにも愉しみにもならぬかたい小説などを書くつもりはいさ....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
おりの質疑応答やら私の身辺雑事なども勝手にかきちらしたので、ずいぶん長年の間読者
諸兄姉にも、この欄には親しみをおぼえてくれたようでした。 それと、今となってみ....