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あきる
「あきる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
あきるの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恐しき通夜」より 著者:海野十三
に眉を顰めはしなかった。というのは、この速力が如何にも緩漫だったからだ。映画を見
あきると、レヴィウを見た。宝塚の可愛いいレヴィウから、カジノ・フォリー、プペ・ダ....
「獄中記」より 著者:大杉栄
べてある。次に動植物を説いてある。そして最後に人生社会を論じている。やがて読書に
あきる。顔をあげてそとを眺める。まず目にはいるものは日月星辰、雲のゆきき、桐の青....
「続獄中記」より 著者:大杉栄
貪るようにしてそとを眺めた。 面会に来る女の顔も美しい。もう幾年も連れ添って見
あきるほど見た顔だのに、黙ってその顔を眺めているだけでもいい気持だ。眼のふちの小....
「出奔」より 著者:伊藤野枝
してね、私の所へなんかいつまでいてもいいことよ、いつまでもいらっしゃい、あなたが
あきるまで――でも本当にどうして出てきたの」 「いずれ話してよ、でも今夜は御免な....
「獄中消息」より 著者:大杉栄
る。次に動植物を説いている。そして最後に人生社会のことを論じている。やがて読書に
あきる。顔をあげて、空をながめる。まず目にはいるものは日月星辰、雲のゆきき、桐の....
「華々しき瞬間」より 著者:久坂葉子
るし、スポットはまだ手が届かないだけ、いずれそうなるに違いないわ、そして、すぐに
あきるのでしょう、わかっててよ」 「どうだっていいさ、理窟のこね合いはよしにしよ....
「燕と王子」より 著者:有島武郎
地図を見せておもらいなさい――そこはしじゅう暖かでよいのですけれども、燕も時々は
あきるとみえて群れを作ってひっこしをします。ある時その群れの一つがヨーロッパに出....
「大江山」より 著者:楠山正雄
を飲んで、わたくしどもに歌を歌ったり、踊りを踊らせたり、手足をさすらせたりして、
あきるとつかまえて、むごたらしく生き血を吸って、骨と皮ばかりにして捨ててしまいま....
「おとずれ」より 著者:国木田独歩
たもうてあきれたもうとも笑いたもうとも泣きたもうとも、そは貴嬢が自由なり、されど
あきるるも笑うも泣くもみな貴嬢が品性によりてのことなれば、あながち貴嬢が自由とも....
「若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
じたのしいその声でした。姉妹たちはいくつになっても、そのなつかしい子守唄を、聞き
あきるということはありませんでした。 クリスマスの朝、まだほのぐらい明方に、ジ....
「家なき子」より 著者:楠山正雄
。お客はたいてい子どもたちであったから、同じ演芸を何度も何度もくり返してやっても
あきることがなかった。金持ちの子どもたちで、多くはイギリス人とアメリカ人の子ども....
「城」より 著者:カフカフランツ
しはここを去りたいの。ここではみんながわたしを無理に引っ張って、そのためあなたを
あきるほど愛することができないからなのよ。わたしが静かにあなたのところで暮らせる....
「西航日録」より 著者:井上円了
と詠みたるも、四、五日を経て後は乗客みな倦怠を催せり。よって、 安芸丸でなくても
あきる太平洋ましてあき丸
あきる筈なり とよみたり。十八日にはべーリング海峡の群島....
「革命の研究」より 著者:大杉栄
熱や、また時としては無遠慮なその表現は、彼等に厭がられる。やがて彼等はもう革命に
あきる。そして休息や緩和を促がすものの中に走って行く。 過去がそのもっとも熱心....
「人間否定か社会肯定か」より 著者:小川未明
が憚からずに行われていることを知っている。強者は、徒らに弱者を虐げている事実を見
あきる程見ている。人間が、人間を奴隷とし、自欲のためには、他の苦艱をも意としない....