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「いざなぎ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

いざなぎの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
桃太郎」より 著者:芥川竜之介
》の国にさえ及んでいた。何でも天地|開闢《かいびゃく》の頃《ころ》おい、伊弉諾《いざなぎ》の尊《みこと》は黄最津平阪《よもつひらさか》に八《やっ》つの雷《いかず....
梓川の上流」より 著者:小島烏水
辺に穂高神社が祀《まつ》ってある、その縁起《えんぎ》に拠《よ》ると、伊邪那岐命《いざなぎのみこと》の御児、大綿津見《おおわたつみ》の生ませたまう穂高見《ほたかみ....
水の女」より 著者:折口信夫
神とすら、いくぶん、別のものらしく考えた痕があるのは、後入の習合だからであろう。いざなぎであった。 国々の神部の乞食流離の生活が、神を諸方へ持ち搬んだ。これを....
最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
黄泉|軍衆というのも、死の国の獰猛な女の編成した、死の国の軍隊ということである。いざなぎの命が、あれほどに困らされた伝えのあるのも、祖先の久しい戦争生活から来た....
霊感」より 著者:豊島与志雄
はらにかむづまります、すめらかむつかむろぎかむろみのみこともちて、すめみおやかむいざなぎのみこと、つくしのひむかのたちばなのをどのあはぎはらに、みそぎほらひたま....
日本男子論」より 著者:福沢諭吉
本において、国常立尊《くにのとこたちのみこと》の如きは独化の神にして、伊奘諾尊《いざなぎのみこと》、伊奘冊尊《いざなみのみこと》は則《すなわ》ち夫婦の神なり。西....