»
かすみが
「かすみが〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
かすみがの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
満州の野は春だった。柳は芽をふき、楡の木立の芽もほころび、遠くからながめると紫の
かすみがかかったようである。思いがけぬ谷間に集落があり、白い草花がまっさかりだ。....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
て、気も遠くなったように伝六が、ややしばしぼうぜんとしていましたが、ようよう目の
かすみがとれたものか、 「わッ。切れましたか! 切れましたか! あっしが切ったん....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
から両国へひと回りしてみたら、きんちゃくの中がぽうとなりやがって、いつのまにか、
かすみがかかっちまったんだ。べつになぞをかけるわけじゃねえんだがね、どうですかい....
「鍵屋の辻」より 著者:直木三十五
石を領していた知行を捨てて加わって来た。この桜井半兵衛は十文字槍の達人で、霞構《
かすみがま》えと来たら向う所敵無しと称されていた者である。家中では霞の半兵衛とい....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
いう鉄の道具で頭を挾んで生ましたところ、産科医の云うにはそのために片方の眼に白く
かすみがかかっていて、瞳孔をも覆うているそうです。松本夫人が目下風邪だが癒ったら....