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かんかん虫
「かんかん虫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
かんかん虫の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
訴状箱の中から目ざしたネタを捜し当てたとみえて、さわやかにうち笑《え》みながら、
かんかん虫の伝六の目の前に差しつけたのは、じつに次のごとき三通の訴え状です。 ....
「かんかん虫」より 著者:有島武郎
、船の胴腹にたかって、かんかんと敲くからかんかんよ、それは解せる、それは解せるが
かんかん虫、虫たあ何んだ……出来損なったって人間様は人間様だろう、人面白くも無え....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
ラジオ研究の俳優グループに名をみいだした守登喜子君も、当時はいまだ若く妖婉で、「
かんかん虫は歌う」(吉川英治原作映画主題歌)をレコードで踊ったりして、一味、新鮮....