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くり回す
「くり回す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
くり回すの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
て、強く、沈痛の力に打たれる」と氏はいっておられる。まことに氏は抽象的概念をいじ
くり回す単なるロジシャンではない。その思索には内部生活の苦悩が纏い、その哲学には....
「備忘録」より 著者:寺田寅彦
ででもあるように自由に取り扱って、そうしておしまいには肩や背中をなぐりつけ、ひね
くり回すのである。また昔西洋の森の中にすんでいたサティールででもなければ見られな....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
外分析家が少ない。多いのが解釈家である。解釈家は文献が主な相手であって文献をいじ
くり回すことが学究の主な仕事であるのは、どこの国でも大差ない処だろう。三木はそう....