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こどもの
「こどもの〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
こどものの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幸福のうわおいぐつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
んでもなかった。息のつまるほどほおずりしようとまちかまえていてくれる、かみさんや
こどものいることを忘れてなるものか。」 夜番はまたすわって、こくりこくりやって....
「旅なかま」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
いちどふりかえって、ふるいお寺におなごりをおしみました。このお寺で、ヨハンネスは
こどものとき洗礼をうけました。日曜日にはきまって、おとうさんにつれられていって、....
「人魚のひいさま」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
すりが煮え上がりましたが、それはただ、すみ切った水のようにみえました。 *わには
こどもの泣声に似た声をだしておびきよせるという西洋中世のいいつたえがある。 「さ....
「野のはくちょう」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
かにないでも、やはり浜辺にはいつもさざなみがゆれていました。海の水はねむっている
こどもの胸のように、やさしくふくれあがりました。 お日さまがちょうどしずもうと....
「もみの木」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
。じぶんがはじめて芽を出した森の家からはなれるのは、しみじみかなしいことでした。
こどものときからおなじみの、ちいさな木や花などにも、それからたぶん小鳥たちにも、....
「雪の女王」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
ました。で、といをひとまたぎしさえすれば、こちらの窓からむこうの窓へいけました。
こどもの親たちは、それぞれ木の箱を窓の外にだして、台所でつかうお野菜をうえておき....
「電気鳩」より 著者:海野十三
れましょう」 といって印度人は、おくの方に合図をいたしました。するとおくから、
こどものからだが入るくらいの大きさの、美しい箱をかついできました。その箱は二つで....
「愛よ愛」より 著者:岡本かの子
おとなのようにいう。けれどもわたしにはこどもに見える。というわたしをこの人はまだ
こどものように見てなにかと覚束ながる。互に眼を瞠目って、よくぞこのうき世の荒浪に....
「雛妓」より 著者:岡本かの子
久し振りに眺めた本尊の厨子の脇段に幾つか並べられている実家の代々の位牌に就いて、
こどものときから目上の人たちに聞かされつけた由緒の興味あるものだけを少しく述べて....
「金魚撩乱」より 著者:岡本かの子
の崖の道を下りかけていると、晩鶯が鳴き、山吹がほろほろと散った。復一はまたしても
こどもの時真佐子の浴せた顎の裏の桜の花びらを想い起し、思わずそこへ舌の尖をやった....
「唇草」より 著者:岡本かの子
てくれてからは、事務的にも経済的にも驚くべき才能を発揮して、ほとんど一人で家事や
こどもの世話まで切り廻してくれるのには驚嘆した。その上この青年には病的と思えるほ....
「渾沌未分」より 著者:岡本かの子
といつも小初に説明していた。 瞼に水の衝動が少くなると小初は水中で眼を開いた。
こどもの時分から一人娘を水泳の天才少女に仕立てるつもりの父親敬蔵は、かなり厳しい....
「食魔」より 著者:岡本かの子
靡けている。それは都会の木枯しとでもいえそうな賑かで寂しい音だ。 妹娘のお絹は
こどものように、姉のあとについて一々、姉のすることを覗いて来たが、今は台俎板の傍....
「茶屋知らず物語」より 著者:岡本かの子
をしようかとも思いましたが、二人の様子を見るのに余りに俗離れがしていて純情無垢の
こどもの無邪気さに見えていながら、吹抜けてからっとした態度には、実に何もかも知り....
「巴里祭」より 著者:岡本かの子
鳴った。 気分というものは不思議に遇合することがあるものだ。ベッシェール夫人も
こどもの時代のことを想い出した。 ――あたしね。九つの歳の巴里祭に母に連れられて....