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「さがな〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

さがなの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
東京に生れて」より 著者:芥川竜之介
いへば、或る印象を得るためには、印象するものと、印象されるものとの間に、或る新鮮さがなければならない。ところが、僕は東京に生れ、東京に育ち、東京に住んでゐる。だ....
或る女」より 著者:有島武郎
でうわさを立てられた優《すぐ》れた美貌《びぼう》の持ち主だという事やが、早くも口さがない生徒間の評判になっているのを何かのおりに話したのですぐ思い当たったけれど....
人魚のひいさま」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
人間の耳にはきこえません。そのすがたもやはり人間の目ではみえません。それは、つばさがなくても、しぜんとかるいからだで、ふうわり空をただよいながら上がって行くので....
照葉狂言」より 著者:泉鏡花
が世における実の品位は神ありて知りたまわむ、うつくしき蒲団に坐る乞食よと、人の口さがなく謂わば言え。 何か苦しかるべき。この姿して、この舞台に立ちて、われは故....
縷紅新草」より 著者:泉鏡花
と夜になって出掛けたのに、今頃まで、何をしていたろう。(遊んでいた。世の中の煩ささがなくて寺は涼しい。裏縁に引いた山清水に……西瓜は驕りだ、和尚さん、小僧には内....
余齢初旅」より 著者:上村松園
ないですぎて来たのであった。 今度の支那ゆきはその意味において一切のわずらわしさがなく、そしてもしそういうものがあっても向うの人がすっかりそれをやってくれると....
大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
んやりと明るいときはない。 だから月の世界は、あれはてたように見える。やわらかさがない。死の世界である。けものもすんでいなければ、虫もとんでいない。花もなけれ....
第四次元の男」より 著者:海野十三
」 「しかるに今、二次元の世界があったと仮定しろ。それは縦と横とがあるきりで、高さがない。まるで静かな水面のような世界だ。平面の世界だ」 「うん、二次元の世界か....
地球要塞」より 著者:海野十三
ある。われわれより一次だけ少い世界である。この二次元の世界は、横と縦とだけで、高さがないのだから恰《あたか》も紙の表面だけの世界である。つまり平面の世界である。....
ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
とが起るでしょうね」 「物は、重さというものがなくなったように見えるでしょう。重さがなくなると、どんなことになりますか」 「大きな岩でも鉄の金庫でも、指一本でも....
放送された遺言」より 著者:海野十三
るとちょうど陰陽電気四対からできあがっていますから、ヘリウムは水素原子の四倍の重さがなければならないわけです。 ところが水素原子の重さである一・〇〇八を四倍し....
革命の研究」より 著者:大杉栄
積み重ねるのにシクロペアンの技術しか考えることができなかったろう。もし彼等に大胆さがなかったら、彼等はその建築の新時代を開くことはできなかったろう。 また、も....
金魚撩乱」より 著者:岡本かの子
。崖端のロマネスクの半円祠堂型の休み場もついでにそのとき建った。 「金儲けの面白さがないときには、せめて生活でも楽しまんけりゃ」 崖から下りて来て、珍らしく金....
小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
いうは……。」 と、師冬はまた言った。「そのようなことが世間に洩れきこえると、口さがない京わらんべは、やれ楠の祟りじゃの、新田の怨霊じゃのと、あらぬ事どもを言い....
玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
と、ひたすらに恐れられた。そうして、それが日の本の仏法の衰えを示すかのように、口さがない京わらんべは言いはやすので、忠通はいよいよ安からぬことに思った。なまじい....