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さ寝
「さ寝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
さ寝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
て棄てがたいものである。 ○ 玉くしげ御室の山のさなかづら
さ寝ずは遂にありがつましじ 〔巻二・九四〕 藤原鎌足 内大臣藤原卿(鎌足)が鏡....
「廿九日の牡丹餅」より 著者:岡本綺堂
捕りに行きむかうと、虎七の家の雨戸は閉め切ってあった。こんな奴等は盗人も同様、あ
さ寝も昼寝もめずらしくないので、手先は雨戸をこじ明けて踏み込むと、虎七は煎餅蒲団....
「馬」より 著者:佐左木俊郎
は眼を※るようにしてそんなことを言うのだった。 「伝平の野郎は、なんでも、馬小屋
さ寝てるって話だぞ。馬を女房にしてるんだってさあ。」 部落にはそんな噂まで立っ....