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しの字
「しの字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
しの字の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
っぱりそのためでござりましたか。不意に名をかけとおっしゃいましたゆえ、もしやわた
しの字をお調べではあるまいかと、書きながらもひやひやしておりましたんですが、恐れ....
「近頃の話題」より 著者:宮本百合子
ると、ソヴェトの文化の質的向上は、一見批評性の否定を意味するかのようなその小見出
しの字面とは反対に、或る社会では、健全な社会性というものと文学作品に対する批評性....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
筋に
引きて返らぬ武士《もののふ》の道
為王事水戸脱藩士 柴山壮蔵源正忠
わ
しの字は拙いの。これを着て斬られているのは、余り、ええ図ではないぞ――まあええ、....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
るといいんだが……。」と笑っていた。しかも、その後一度も手習いをしないので、わた
しの字は依然としてまずい。おまけに昔のように早くは書けなくなったので、まるで取柄....