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「じり高〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
夜だったら近づかぬ間に、二人は逃げ足をおどらせたかも知れない。長い野太刀をこじり高に差し込み、鎖鎌を前差に帯びている眼の怖い男だった。 風がふいて来たよう....