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だれ気味
「だれ気味〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
だれ気味の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鴫つき」より 著者:寺田寅彦
ダーと云いながら新屋敷の方へ引いて行った。鴫はやっぱり見えぬらしい。要太郎も少し
だれ気味で網を高く上げて振るとバタ/\と一羽飛び出して堤を越して見えなくなった。....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
なくグレーズブルックも停年で退職した。 一八九七年頃レーリーは自分の仕事が少し
だれ気味になるのを自覚した。それで気を変えるために休暇の必要を感じた。一八九八年....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
」
ここでは、三十余名の者が、そう呟きだして、植田良平の諭す静観の態度もすこし
だれ気味になっていると、この乳牛院の原の一群を見て、きょうの試合の場所を、ここと....