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ちょんの間
「ちょんの間〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ちょんの間の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世相」より 著者:織田作之助
甲をぎゅっと抓ると、チャラチャラと二階の段梯子を上って行ったが、やがて、 「――
ちょんの間の衣替え……」と歌うように言って降りて来たのを見ると、真赤な色のサテン....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
ん。まあゆっくり芳月軒で話そう。カルロ・ナインも起して連れて来てもいい……ほかは
ちょんの間に寝かしとけあいい。欲しがっていたオニンギョウでも抱かしてな……うんう....
「活人形」より 著者:泉鏡花
後より、高田も入りて見るに、壁の彼方にも一室あり。畳を敷くこと三畳ばかり。「いい
ちょんの間だ。と高田がいえば、得三|呵々と打笑いて、「東京の待合にもこれ程の仕懸....