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ちんどん屋
「ちんどん屋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ちんどん屋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
たいな空。何だか生きている事がめんどうくさくなる。黒門町からピエロの赤い服を着た
ちんどん屋の連中が三人乗り込んで来る。車内はみんなくすくす笑い出した。若いピエロ....
「灯明之巻」より 著者:泉鏡花
。樹から湧こうが、葉から降ろうが、四人の赤い子供を連れた、その意匠、右の趣向の、
ちんどん屋……と奥筋でも称うるかどうかは知らない、一種広告隊の、林道を穿って、赤....
「左ぎっちょの正ちゃん」より 著者:小川未明
不器用でした。 この間に、あちらの往来をチンチン、ガンガンと鳴り物をならして、
ちんどん屋がとおりました。三郎さんも、ヨシ子さんも、いってみたかったのだけれど、....