どん尻[語句情報] » どん尻

「どん尻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

どん尻の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
ているように感じられはじめたのである。 一九 こちらは、広海屋いろは庫の、どん尻の、河岸沿いの一棟の二階に投げ上げられた、長崎屋三郎兵衛―― 「これ、若い....
金狼」より 著者:久生十蘭
自分らの責任を、全部ガキどもになすりつけてしまうことなんだ。七つになったら、どんどん尻をひっぱたいて、小銭を稼がせろ。……いくら出来の悪いガキでも、(歌わせてよ....
坑鬼」より 著者:大阪圭吉
上事務所から到着した救援隊は、逃げ出ようとする坑夫達と、広場の前で揉合っていた。どん尻の炭車に飛び乗って、竪坑口へ急ながらも、しかし係長は捨て兼ねたような口調で....