みどりの風[語句情報] » みどりの風

「みどりの風〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

みどりの風の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
蛇の花嫁」より 著者:大手拓次
星 汝がこゑの こぼるる蜜 汝がこゑの くれなゐのつぼみの瓊《たま》 汝がこゑのみどりの風 汝がこゑの 春の糸雨《いとさめ》 汝がこゑの 銀色《ぎん》の衣《きぬ....
煩悩秘文書」より 著者:林不忘
いている。しいんと、耳を突き刺すような山奥のしずけさを破って、峰から峰へ濃《こ》みどりの風が吹いて渡る。 大次郎は眼を返して、じっと宗七の顔を見つめていた。 ....