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めんない千鳥
「めんない千鳥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
めんない千鳥の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「朱日記」より 著者:泉鏡花
も、ついぞ、そんな娘を見掛けた事はない。しかもお前、その娘が、ちらちらと白い指で
めんない千鳥をするように、手招きで引着けるから、うっかり列を抜けて、その傍へ寄っ....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
く振、捏っちて附着けたような不恰好な天窓の工合、どう見ても按摩だね、盲人らしい、
めんない千鳥よ。……私あ何んだ、だから、按摩が箱屋をすると云っちゃ可笑い、盲目に....