アラビア海[語句情報] »
アラビア海
「アラビア海〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
アラビア海の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旅日記から」より 著者:寺田寅彦
した。馬丁はうれしそうにニコニコしていた。 (大正九年九月、渋柿) 五
アラビア海から紅海へ 四月二十日 昨夜九時ごろにラカジーブ島の燈台を右舷に見た....
「恋の一杯売」より 著者:吉行エイスケ
モワゼル君子、僕は貴女の要求の全部に僕の一生を賭けます。 彼女ユーロップの頭と
アラビア海の心臓と東洋風の肉体、苦もなく私に委せてしまった。 しかし彼女の凱旋....
「孟買挿話」より 著者:吉行エイスケ
ッシュな服装で赤丸平家の日本人倶楽部に現われたときは、凡そ浮かれ男の眼にはそれが
アラビア海のマラバル岬に鮮かな赤更紗の虹がうき出たように濃い色彩を着けたことは勿....
「のろのろ砲弾の驚異」より 著者:海野十三
いた。その日のうちに、セイロン島の南方二百|浬のところを通過し、翌六日には、早や
アラビア海に入っていた。 「ソコトラ島とクリアムリア群島との、丁度中間のところへ....