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イオニア式
「イオニア式〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
イオニア式の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
の羽目で区切られていて、壁面の上層には囲繞式の採光層が作られ、そこに並んでいる、
イオニア式の女像柱が、天井の迫持を頭上で支えている。そして、採光層から入る光線は....
「墓」より 著者:宮本百合子
よ」 尚子は、疑わしいような表情で、淡いチョコレートに黒の斑入り大理石を使い、
イオニア式台石か何かかさばった図案を見守った。 「――この――御戒名書いたところ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
その彼の恋人がファヴォリットなのだ、おおファヴォリットよ! 汝の脣《くちびる》は
イオニア式だ。エウフォリオンというギリシャの画家が居たが、脣の画家と綽名《あだな....
「パルテノン」より 著者:野上豊一郎
の家)と呼ばれる建物の残骸が聳えている。正面に六本のドリス式の円柱と内側に二列に
イオニア式の円柱と石壁の一部分が遺っているだけだが、パルテノンもエレクテイオンも....