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イラク
「イラク〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
イラクの前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
。かの女の堰きとめかねるような哀憐の情がつい仕草に出て、規矩男の胸元についている
イラクサの穂をむしり取ってやった。高等学校の制服を、釦がはち切れるほどぴったり身....
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
命、だがもうのこりは少い。 (136) 時のめぐりも酒や酒姫がなくては無だ、
イラク*の笛も節がなくては無だ。 つくずく世のありさまをながめると、 生れた得は....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
アは皇甥スポレート侯爵。こうした方々が、白壁の小家が櫛比するこの狭衝の町、また、
イラクのバグダットと肩をならべる世界一暑い首府の――ムスカットを見ちがえるように....
「野のはくちょう」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
いような苦しみをうけることもない。だからおまえさん、そら、あたしが手に持っている
イラクサをごらん。こういう草はおまえさんが眠っているほら穴のぐるりにもたくさん生....
「神サマを生んだ人々」より 著者:坂口安吾
とどこかで一パイのむから、ここで君と別れましょう」 しかし、安福軒はきわめてラ
イラクにそれに答えた。 「イエ、ボクもヒマですから、一しょにお供いたしましょう。....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
よ。そのタタリは、どういうわけなの?」 「どういうわけも有るものか」 真弓はラ
イラクにカラカラと笑った。 「オーカミイナリは神様ではなく、気ちがいなのだ。山の....
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
がその課せられた生涯であって、結局老年に至るとジオゲネスよりもハッタリなく淡泊ラ
イラクな原人的人物が完成するように思う。しかし、人さまざまと同じく宮様もさまざま....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
全に思い捨てて、その事についてイライラしたりするような所は無いのです。つまり、レ
イラクした人間のヤケは、ほとんど有りません。それだけに、既に失つてしまつたものに....
「えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
的にはシャーマンの託宣に関係していることを物語るものである. ある秋二人の娘が
イラクサの枯茎を採集しに山へ行き,それをとっているうちに日が暮れてしまった.一軒....
「はつ恋」より 著者:神西清
めるのだったが、そのくせ何ひとつ目に入らなかった。わたしのそばには、埃をかぶった
イラクサの上を、ものうげに白い蝶々が飛びかわしていた。元気な雀が一羽、少し先の、....
「黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
の来る所ではないから、道とも判らぬ程荒れに荒れている。助七が先登に立ってアカソ、
イラクサ、蓬などの丈なす中を押分けて行く。湿っぽい草の香が鼻から這入って、ツーン....