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カラク
「カラク〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
カラクの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「階段」より 著者:海野十三
うだとすると、人知れず三階に登る人間を、ふンづかまえる必要がある。そこで僕は一つ
カラクリを考えついた。それは三階へのぼる階段の一つへ、階段と同じような色の表紙を....
「崩れる鬼影」より 著者:海野十三
は発見されたようだ。それも果して生物なのだか、それとも博士の発明していった何かの
カラクリなのだか、これから当ってみないと判らない。博士の行方が判ると一番よいのだ....
「深夜の市長」より 著者:海野十三
だろう。いつぞや昼間行ったときは、塔の影も形もなかった。しかし目の鋭い者はそんな
カラクリのある事は知っているぞ。なぜっていえば、あの中庭の芝草の生え具合を調べて....
「西湖の屍人」より 著者:海野十三
ックの裸体画が、正午ちかい陽光をうけて、眩しそうなのを見た。 「あの袋小路には、
カラクリがある」 「どんな
カラクリだい」 「そいつは判らん。だが追々わかってくる....
「蠅男」より 著者:海野十三
られて、この新温泉に来たものであった。彼はそこの遊戯場にあったさまざまな珍らしい
カラクリや室内遊戯に、たまらない魅力を感じたものであった。彼の父はこの温泉の経営....
「獏鸚」より 著者:海野十三
を云えば――これは会社の大秘密であるけれども……、桐花カスミの悪声について一つの
カラクリが行われているのだった。トーキー時代が来ると、桐花カスミの如きはまさに映....
「気狂い機関車」より 著者:大阪圭吉
、その一人の犯人が、二人の殺害に当って必らず為さなければならなかったであろう筈の
カラクリ即ち兇器の特殊な使用方法に就いて、今までずっと考え続けていたのです。で、....
「十二神貝十郎手柄話」より 著者:国枝史郎
ろう。……そこで手下の六人男と謀り、京一郎を玉にしたのでした。……あの時の喧嘩は
カラクリなのでした。お蝶――女勘助の家へ――あの家は彼らの巣だったのでした。……....
「今昔茶話」より 著者:国枝史郎
、自国防衛が出来なくなったので、その手をさえ、たくみに米国へ肩代りさせたまでで、
カラクリの糸のあやつり主は、依然として英国なのである。 十九世紀には随分すぐれ....
「生死卍巴」より 著者:国枝史郎
よ」 こう浪江は答えはしたが、苦しそうなところが声にあった。 「偽瞞であろうと
カラクリであろうと、それが信じられているうちは、幸福なのでございますよ。あの可哀....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
ていたのに、どこからのがれて行ったのであろう。
しかし間もなく代官松が、秘密の
カラクリを探して来た。
屋敷の土べいの一所が、長方形にくり抜けると露路であり、....
「骨董」より 著者:幸田露伴
見える客が出た時は急に質受けしたり、十余年の間というものは、まるで碁を打つような
カラクリをしていたその間に、同じような族類系統の肖たものをいろいろ求めて、どうか....
「工場細胞」より 著者:小林多喜二
るか。――香奠や出産見舞に職工が一々「礼状」を書かせられて、食堂の入口に貼られる
カラクリが嘲笑された……。 そのどれもが、会社を「Yのフォード」だと思っていた....
「党生活者」より 著者:小林多喜二
五人と一緒に、その差入物を持って帰ってきた。伊藤は自分が以前警察で、勝手にそんな
カラクリをさせられた経験があるので、もう一度警察に行って、無理矢理に差入物を置か....
「不在地主」より 著者:小林多喜二
はそれも七分の嘘。落すにいいだけ落して、安く安く買い集めたのは大問屋だった。その
カラクリは仲々分るものでない。――首を縊った百姓、夜逃げした百姓が何人あの年いた....