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カント学派
「カント学派〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
カント学派の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「デカルト哲学について」より 著者:西田幾多郎
立せしめる述語的主体となったということができる。無論、斯《か》くいうのは、色々の
カント学派の人々から色々の異議があるでもあろう。私は今これらの議論に入らない。と....
「科学論」より 著者:戸坂潤
うのが現在の「科学論」の代表的な諸見解である。特に科学論に就いて功績の少くない新
カント学派の例を取れば、H・コーエンや、P・ナトルプや、E・カッシーラーが前者で....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
やったらば捉えることが出来るか、ということに答えている処の哲学的手段であるし、新
カント学派の課題と雖も、結局はこうした意識の問題を解くための別な装置を見出すこと....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
哲学の成立の余地を除くことを余儀なくさせたことは尤もであった。――処が併しこの新
カント学派は、カントに於ける批判との錯綜の歴史的事実を説明するに際して、何よりも....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
922) 等々。
第二部 認識論
三 物質と模写
一
新
カント学派の人達などは、自然科学や歴史科学に就いて、その基礎づけを与えることを色....
「認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
「人間理性の社会学的批判」を企てたと称している)。だがこの種の社会学者の省察が、
カント学派の「哲学者」達の尊敬を殆んど買い得なかったらしいのは残念である。――同....
「辞典」より 著者:戸坂潤
H. Bergson)の形而上学、フッセルル(E. Husserl)の現象学、新
カント学派の価値哲学、ディルタイ(W. Dilthey)の生命哲学、などに於て持....
「学生と教養」より 著者:倉田百三
せられるべきでない。これが人格主義の主張である。カントや、リップス、コーヘン等の
カント学派も、フッサール、シェーラー、ハルトマン等の現象学派も人格主義の点では同....
「リズムの構造」より 著者:中井正一
ライプニッツ、スピノザを貫く数学性よりはじめて、体系論者としてのカント、さらに新
カント学派のすべてがその連りの中に数えらるべきである。 かかる考えかたよりもた....