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カンヌ
「カンヌ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
カンヌの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「初雪」より 著者:秋田滋
り浮び、樅の木に蔽われたその島の背を二つ見せている。 この広い入江のほとりや、
カンヌの町を三方から囲んで屹立している高い山々に沿うて、数知れず建っている白堊の....
「星座」より 著者:有島武郎
聞き慣れない美しい声の持主というのはジロンド党員の陰謀を密告するために、わざわざ
カンヌから彼を訪れたのだといって、昨日以来面会を求めている年の若い婦人だと知れる....
「少年探偵長」より 著者:海野十三
を利用した山登りをやっていたのである。その山登りというのは、芝原水源地の奥にある
カンヌキ山の頂上まで登ることであった。 春木少年が、この町へ来たのは、ほんの一....
「火の扉」より 著者:岸田国士
れるというあてもなかつた。彼女は無我夢中でアトリエへ通じるドアをおしあけ、中から
カンヌキをかけようとしたけれども、金具がどうしても手にふれない。そのうちに、足音....
「大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
いよいよ巴里を去る事を思うと、さすがにおしい気がするよ。 買物万端整うたら、
カンヌの方へ行く。正宗得三郎氏が、僕と同宿になった。正宗君の紹介で、
カンヌへ行く....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
ルの夜店で漁った古道具、モンマルトル辺りで買った人形や古時計、荒物屋のカンテラ、
カンヌの宿でつかっていたランプ、ニースのカーニバルで使うマスク類、レース、ガラス....
「お奈良さま」より 著者:坂口安吾
メをさした。しかし、言葉のトドメは彼の心臓を刺したけれども、例の戸締りにトドメの
カンヌキをさすわけにいかなかった。そこで身にあまる歎賞の嵐のあとで、はからざる悲....
「金銭無情」より 著者:坂口安吾
から、さういつまでもつきあへないから、などゝジャケンに餓鬼どもを追つ払ひ店の扉に
カンヌキをかけて、一升ビンを掴みだして極めて事務的に寝酒をのみ、極めて事務的にヨ....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
ろでさア」 「小屋の戸は鍵をかけるのか」 「いえ、鍵なんざ、ありません。内側から
カンヌキはかかりますが、それは夜だけのことで。自分の部屋の戸の鍵をしめるだけでタ....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
らせて、警官とともに、中へはいろうとすると、勝手口も、居間の潜り戸も内からカギや
カンヌキがかかっているらしく、外からはあけられない。窓をしらべても、頑丈な格子が....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
で、この日もまだ戻ってこない。三枝子は各部屋の雨戸をしめ、門もしめてクグリ戸だけ
カンヌキをかけないでおいた。また、由也の部屋には寝床をしき、机上の燭台に火ウチ石....
「夜長姫と耳男」より 著者:坂口安吾
、火打石をうつ音に、それは枯れ柴だと直感した。オレははじかれたように戸口へ走り、
カンヌキを外して戸をあけた。 戸があいたのでそこから風が吹きこむように、ヒメは....
「水晶の栓」より 著者:新青年編輯局
を追った。しかしモントカロへ着くと、再びメルジイ夫人の手紙が待っていた。 「彼は
カンヌで下車し、更に伊太利海岸線にてサンレモへ向います。クラリス」 サンレモへ....
「胎内」より 著者:三好十郎
だいじょぶ? 花岡 うまくできてら。 村子 いえさ―― 花岡 だいじょうぶだ。
カンヌキまで、かって来た。コンクリイでかためた戸だ。ふふ! たとえ、奴らがなにし....
「旅愁」より 著者:横光利一
と思った。
「スペインへは行かなかったんだなア。」
「傍まで行ったんだが、折れて
カンヌからグラスへ出てみた。あそこはコティの薔薇畠があってね、紹介状を出したら、....