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ガラス質
「ガラス質〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ガラス質の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭の偽映鏡」より 著者:佐左木俊郎
よってね。たとえばぼくらが工場へ行ったのだって、少なくともわれわれという偽映鏡の
ガラス質が、いままでとは違った竈《かまど》の中で異なった偽映鏡に造り替えられたの....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
水の作用で海底に堆積してできた水成岩とも全くちがったものである。隕石中にしばしば
ガラス質の粒の含まれていることから見ると、急激な冷却を受けたことが分る。また他の....
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
た、無口瓶《ほそくちびん》の荒地《あれじ》のままの膚に、ルリ色とも紺青ともつかぬ
ガラス質のものが、一筋、流れている。 「なんという、いい色」 壺どもの腰の線は....