»
コネ
「コネ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
コネの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
仮り住まいをしていた。いや、その本人の言葉でいえば、「ぶらついて」いたのだ。彼は
コネティカット州の生れだったが、その州はアメリカじゅうに森林の開拓者はもちろん学....
「西航日録」より 著者:井上円了
た。自由島の上の自由の灯は、あまねく共和の五十州を照らしている。） 一日、市外
コネー島に遊ぶ。わが浅草公園の大仕掛けなるものにして、あらゆる見せものここに集ま....
「古事記」より 著者:太安万侶
ヒの神、イクグヒの女神、オホトノヂの神、オホトノベの女神、オモダルの神、アヤカシ
コネの女神、それからイザナギの神とイザナミの女神とでした。このクニノトコタチの神....
「呼ばれし乙女」より 著者:岡本かの子
う噂であった。 一ヶ月ばかり経つと、ある夜突然師の妹娘へ電報をよこした。 「ハ
コネ、ユモト、タマヤ、デビョウキ、アスアサキテクレ」 受取って玄関で開いた千歳....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
「ナイスット。」 「カマクラノオバサントコヘオクル。」 「インニャ、タッタソイシ
コネ。」 「オバサントコハ三人ジャモン。」 「ウウ、ソイギイヨカネ。」 「これこ....
「街はふるさと」より 著者:坂口安吾
ジも腰をうかして、 「オヤ。二時ちかいね。私も帰らなきゃ」 「お疲れでしょう。ザ
コネなさらない」 と、放二がさそったが、 「カアチャンが心配するからね」 立....
「千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
大きな巾着を腰に着けた男の児が、黒い洋犬と戯れていたが、急に家の方へ帰ると駄々を
コネ始めた。小僧がもてあましているので、仕立屋も見兼ねて、子供の機嫌を取りに階下....
「自分だけの世界」より 著者:辻潤
で仏教の方では未だ色々と手数をかけて、般若の哲学などと「空」という字を種々雑多に
コネクリかえす空理哲学などというものがあるようだが、スチルネルの方では簡単に「不....
「土から手が」より 著者:牧逸馬
た推定時間とが、大体一致するのである。桑港警察から、ホワイト氏の部下フランク・マ
コネル、チャアルス・ギアリヴァン、ミクル・ミシェル、ジャック・フロイド、この四人....
「琴」より 著者:マクラウドフィオナ
う名で知られていたコルマックがアルトニヤ人の誓いのしるしの十人の人質の一人として
コネリイ・モルの許にあった時、彼はその力のため勇気のため又うつくしさのため男おん....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
熟兎と書くのは英語でラビット、仏語でラピン、独名カニンヘン、伊名コニグリオ、西名
コネホ、これらはラテン語のクニクルスから出たので英国でも以前はコニーと呼んだ。日....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の乗るという竜の駒）、馬王《うまおう》海ウマ等の和名あり。ヴェネチアでも竜（ドラ
コネ）と呼ぶほど馬にも竜にも酷《よく》似る（一六〇四年フランクフルト版ゲスネル『....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
19円。夕飯をすましたら銀座の三越へカーテンを買ってやりにゆく。目下小説について
コネ中。可笑しいことにはこの三日ばかり前から一匹の猫がどこからか家へ来るようにな....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
紙もきっちりに入る奥ゆきに出来ているのね、一寸台所へ行って見たら、寿江子が何だか
コネていました。きょうは日曜日で又うちは二人きりよ、しずかです、朝は六時ごろ目を....
「道標」より 著者:宮本百合子
した。
「何と云いました？ あの温泉のある美しい山の公園――」
「どこだろう、ハ
コネですか」
秋山が云った。
「おお、ハ
コネ。そこで、わたくし、一つの箱買って....