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コペルニクス的転回
「コペルニクス的転回〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「デカルト哲学について」より 著者:西田幾多郎
一度デカルトの問題と方法に返って考えて見よというのである。デカルト哲学はカントの
コペルニクス的転回によって覆《くつが》えされた。しかし今日カント哲学の立場そのも....
「技術の哲学」より 著者:戸坂潤
験(但し思考の上の実験だが)に基いて形而上を覆すのだと主張する。――カントの所謂
コペルニクス的転回とは、実は実験的転回のことであって、中心を対象から主観に移した....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
に技術的な精神によって貫かれた哲学者であったことを見逃してはなるまい。彼の有名な
コペルニクス的転回なるものは、従来の哲学史的説明によると、存在の中心が客観的な対....
「現代美学の危機と映画理論」より 著者:中井正一
、それを測定出来る自分がはるかに尊厳であることを考えぬいたカントは、まさに思想の
コペルニクス的転回をやってのけたのである。 これは大いなる発見であり、美の世界....