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コリント式
「コリント式〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
コリント式の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼻」より 著者:ゴーゴリニコライ
な建築家ウォロニヒンをして造営せしめた大伽藍(一八一一年竣工)で、優美な円頂閣や
コリント式の豪華な柱廊に結構をきわめている。 スパニエル――愛玩用の小形の尨犬....
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
に多く見受けるのであるが、裏通りでもこの気分は多少に拘らず流れている。 中には
コリント式やイオニヤ式、ドリヤ式なぞいう恐ろしく気取ったのもあるが、しかしその生....
「ゼーロン」より 著者:牧野信一
と半鐘は信号した。 「それは?」 私は思わず、眼を視張って、賛意の動いた趣きを
コリント式の体操信号法に従って反問した。 「生家に売れ、R・マキノの像として――....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
ほど遠からぬアルルの大|円戯場《アレエヌ》その三十四階の観覧席はおろか、その上の
コリント式のアーチのてっぺんまで鈴生《すずな》りになった観衆はおよそ一万七千人。....