»
コロイド
「コロイド〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
コロイドの前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「科学者と夜店商人」より 著者:海野十三
けて通るために生ずる恐ろしい人間抵抗を思ってウンザリした。そして彼の実験室にある
コロイドの一分子が、高熱せられたるビーカーの中にあって、如何にもがきつつ同様の圧....
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
されている。その二三のものを電子顕微鏡下において調べたが破壊面は非常な微粒子――
コロイド程度にまで粉砕されている。火薬などによる普通の破壊事件では見られない現象....
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
広がり方の型式がリヒテンベルグ陽像に類似の点をもっている。この場合は明らかに墨の
コロイド粒子群が内から外へ進行する際にその進行速度にはなはだしい異同ができ、その....
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
タルテストの問題として「黒焼き」の問題が役立つのはおもしろい。 炭は炭でもその
コロイド的内部構造の相違によって物理的化学的作用には著しい差がある場合もあるから....
「物質群として見た動物群」より 著者:寺田寅彦
する人間の「密度」や「平均速度」に関する統計などには、純粋な物質的の問題たとえば
コロイド粒子の密度の場合に応用さるる公式を、そのまま使用しても立派に当てはまるこ....
「ルクレチウスと科学」より 著者:寺田寅彦
きあがるというのである。これも原子から微晶、微晶から多晶金属の組成、あるいはまた
コロイドから有機体の生成等の機巧と相通じる考えである。 日光に踊る微塵の有名な....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
態であるか、という問題も茲から出て来ることが出来る。液体説・固体説・液体結晶説・
コロイド説・形質膜(Plasmahaut)説・等々。
吾々は此等諸説の何れが正....
「道徳の観念」より 著者:戸坂潤
、スコラ論理学のような意味で可能になる。――で人間の人間的性能は諸徳目の化合物か
コロイドか混合物と見立てられる。 だが修身の特色は、この徳目を永久不変な人間性....
「「霜柱の研究」について」より 著者:中谷宇吉郎
土の物理学などというと、何でもないように思われるかも知れないが、実はこれは複雑な
コロイドの問題で、物理の専門家でも先ず一応はやれやれと思う位厄介なものである。と....
「寺田先生の追憶」より 著者:中谷宇吉郎
、やはり先生がよほど偉かったからであろう。 霜柱の研究といっても、先ず手始めに
コロイドの性質に馴《な》れようというので、M君の仕事は、硝子《ガラス》板の上にゼ....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
のであるが、大体分子が何万とか何百万とか集った程度のものである。これらの塵は空気
コロイドともいうべきものである。大気の上層で雪の核になる塵というのはこの種のもの....