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ゴム足袋
「ゴム足袋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ゴム足袋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
上にへこ帯をきりきりと巻き、結び玉を後ろへたれていた、かれらのはいてるのは車夫の
ゴム足袋もあれば兵隊の古靴もある。九人はことごとくちがった服装、その先頭にコーチ....
「独房」より 著者:小林多喜二
ちに赤い着物が蹲んで、延び過ぎた草を呑気そうに摘んでいた。黒いゲートルを巻いた、
ゴム足袋の看守が両手を後にまわして、その側をブラ/\しながら何か話しかけていた…....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
へ出ると角に呉服屋兼小間物店があった。私は麻のハンカチーフを買った。連れの庄亮は
ゴム足袋にゲエトルを買って、穿くと、ぐるぐるとその片足に巻き出した。 店には火....