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ゴンド
「ゴンド〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ゴンドの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大川の水」より 著者:芥川竜之介
ゆり》も、水底《みなそこ》に沈んだような月の光に青ざめて、黒い柩《ひつぎ》に似た
ゴンドラが、その中を橋から橋へ、夢のように漕《こ》いでゆく、ヴェネチアの風物に、....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
「左の方には、正しくカスミガウラの湖面が光っています」少佐は、やっと面をあげて、
ゴンドラの外を、指さした。 「爆撃の用意は、いいのだろうな」 「勿論です。二十|....
「空中漂流一週間」より 著者:海野十三
腹匍っているような恰好の気球はもくもくと揺れていた。 はじめは、この気球の下の
ゴンドラに、六名の者が乗りこむことになっていたが、いよいよという時になって、ただ....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
掛けてありました。そこは全く王宮とひとしき所でありました。ふたりともに、めいめい
ゴンドラをそなえていて、家風の定服を着た船頭が付いており、さらに音楽室もあり、特....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
極から流れてくる幾千マイルも一直線に掘られてある運河の上には電燈で美しく装飾した
ゴンドラ船が毎晩浮んだ。そして彼らは宇宙的自由社会の生れることもあまり遠くはない....
「レモンの花の咲く丘へ」より 著者:国枝史郎
殿堂の姫君達は夜の衣をひきまといて、密かに寝所を遁れ出で、湖水の面に漂っている、
ゴンドラへ乗り込みましょう。そこで罪ある歓楽は遂げられます。(間)姫君達が、その....
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
いのであります、画風は全くの支那式のもので、勿論西洋風の陰影はつけてありますが、
ゴンドラなども支那のジャンク様の形であって、支那風の色彩と手法が面白い効果を作っ....
「日月様」より 著者:坂口安吾
あるんですか」 「それは、お店よ」 「お店?」 「御存知ないんですか。カフェー・
ゴンドラと云いましてね、そこの露路の中程にあります。もう、出たころでしょう。でも....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
て交通遮断になった。ヴェニスでは運河と礁湖がすっかり硝子張りになって、市民は一時
ゴンドラから解放された――。 これらの土地を寒気災害視察員のように巡回して来た....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
ほど哲学的な連中だけが、ヴェニスへ集まって、停車場の前で日光浴をしています。客が
ゴンドラへ乗ると、その舟べりを押さえて、銅貨一枚を受け取らないうちは、どんなこと....
「先生への通信」より 著者:寺田寅彦
美しい常磐木の緑と、青玉のような水の色とが古びた家の黄や赤や茶によくうつります。
ゴンドラもおもしろく、貧しい女も美しく見えます。 (明治四十三年一月、東京朝日新....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
で、ヴォルテールは不幸な人です。この前の大司教ペリゴール枢機官は、シャール・ド・
ゴンドランがベリュールのあとを継ぎ、フランソア・ブールゴアンが
ゴンドランのあとを....
「三四郎」より 著者:夏目漱石
まった。 「ベニスでしょう」 これは三四郎にもわかった。なんだかベニスらしい。
ゴンドラにでも乗ってみたい心持ちがする。三四郎は高等学校にいる時分
ゴンドラという....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
巴《ヨーロッパ》の方がずっと詩的である。故《ゆえ》に伊太利ヴェニスの芸術家等は、
ゴンドラを焼打ちして水市を破壊し、自動車と飛行機の爆音で充填《じゅうてん》された....
「浚渫船」より 著者:葉山嘉樹
で、デッキパッセンジャーとして、アメリカに哲学を研究に行くと云う、青年に貰った、
ゴンドラの形と金色を持った、私の足に合わない靴。刃のない安全剃刀。ブリキのように....