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シーク
「シーク〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
シークの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒猫十三」より 著者:大倉燁子
そっと後を向いて見た。辰馬久は目隠しをされ、猿轡をはめられ、両手を縛られていた。
シークな彼が、この時位物哀れに見えたことはなかった。 辰馬は宮岡警部と、ピスト....
「母と娘」より 著者:岡本かの子
ス製の靴が沢山在るそうです。イボギンヌは写真に在るより美人よ。とても生き生きして
シークよ。髪はマロンよ。話す時、大げさな身振りをするので此方が恥かしくなるわ。で....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
ップを前に控え、人々はひと息、息を入れています。珈琲の容器が柄の付いた縦に細長い
シークなコップで、それに吸管をつけて来ます。これがいかにも巴里らしい感じをさせま....
「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」より 著者:佐々木直次郎
、弁護士の姿は、その定めの見張場に見出された。 「彼がハイド氏なら、己《おれ》は
シーク氏になってやろう*」と彼は考えていた。 そしてとうとう彼の忍耐は報いられ....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
目すべきだ。 或る人が曾て或る「マルクス」主義者を批評して、彼はマルクス主義が
シークである限りマルクス主義者となったのだと云ったが、事実一頃幾つかみも(決して....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
もアンティ・テーゼを対抗させることが出来るのだし、常にアラ・モードでモダーン乃至
シークな学術を紡ぎ出すことも出来るのである。これはインテリゲンチャにとっては胸の....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
る。当時のフランスは評論雑誌と書斎とサロンとの時代であった。フランスの所謂「アン
シークロペディー」と并《なら》んで、之を改版した模造百科辞典が少なからず造られた....
「艶色落語講談鑑賞」より 著者:正岡容
のような隣との間の境界が決してお寒いものでなく、薄桃色の照明、黒白の壁、その壁へ
シークに貼られた洋画女優のブロマイド、同じく壁にかけられている目の醒めるような派....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
人は、フランス文学をやる人の中では珍しい本当のところの分るひとですが、つまり粋《
シーク》から脱しているが、その代り又別の精神界へ住みついてしまったようなところあ....
「祭日ならざる日々」より 著者:宮本百合子
ずば生きてかえらじ」と、鳴る太鼓の音を空にきき流しつつ、軍国調モードを、どんなに
シークにステープルファイバアからつくり出そうかと思案しているのが、今日の若い女の....
「女性の生活態度」より 著者:宮本百合子
ているという風のおしゃれは、まれに思えます、それは一応通ななり、凝ったなり、或は
シークななりというのとは自ら違ってね。そう曰く因縁の難くない材料や気持の取合せで....
「ソヴェトの芝居」より 著者:宮本百合子
る場面、反宗教的な場面をあらかた切ってしまってあった。暖いぷかぷかな場席へ、所謂
シークなパリの中流男女、金をつかいに来たアメリカ女が並んで、ソヴェトから買って来....
「怪青年モセイ」より 著者:夢野久作
人の頭の中のものをスーッと泄って行く……不思議な……なつかしい青年……近頃流行の
シークとかスマートとかいう言葉は、こんな青年を形容する言葉ではあるまいか」 そ....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
」と呼ぶと、ビックリしたように振り返る横顔がタマラなく可愛いよ。
ところでこの
シークボーイ……アンポンタン・ポカン君は、その遺伝発作を起して人事不省に陥ったあ....
「女百貨店」より 著者:吉行エイスケ
食堂の扉を開いた。彼の同棲者が微笑しながら二人を迎えると、三人が食卓をかこんだ。
シークな部屋であった。 飛行機が蒼空を踊り靴をはいて通過した。首からぶらさげた....