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スナイドル銃
「スナイドル銃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
スナイドル銃の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「仇討禁止令」より 著者:菊池寛
るというのか、錦旗を奉じている土佐兵に。負けるのに決っているじゃないか。土佐は、
スナイドル銃を二百挺も持っているというじゃないか」山田甚之助が、嘲るようにいった....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
息を続けた。
「ああ、今度は火精か※ すると、拳銃か石火矢かい。それとも、古臭い
スナイドル銃か四十二|磅砲でも向けようという寸法かね」
法水はその時不意に瞼を....
「田原坂合戦」より 著者:菊池寛
そ五万人である。 兵器は、薩軍の多くが口装式の旧式銃であるのに対して、底装式、
スナイドル銃と云うのを持って居た。兵力兵器に於て差があり、官賊の名分また如何とも....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
けたものじゃ。よく考えてあるな。これが、スナイドル――」
斉彬は、成瀬の方へ、
スナイドル銃を、抛《な》げるように、押し転がした。
「これが、スペンセス――この....
「少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
を点検した。 大小の帆布、縄類、鉄くさり、いかり一式、投網、つり糸、漁具一式、
スナイドル銃八ちょう、ピストル一ダース、火薬二はこ、鉛類若干。 信号用ののろし....