ダムダム弾[語句情報] »
ダムダム弾
「ダムダム弾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ダムダム弾の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
かに骨を折って書き立ててやる種がない。
落雲館に群がる敵軍は近日に至って一種の
ダムダム弾を発明して、十分《じっぷん》の休暇、もしくは放課後に至って熾《さかん》....
「饑餓陣営」より 著者:宮沢賢治
なく 饑餓《きが》の 陣営《じんえい》 日にわたり 夜をもこむれば つわものの
ダムダム弾や 葡萄弾 毒瓦斯《どくガス》タンクは 恐《おそ》れねど うえとつか....
「キチガイ地獄」より 著者:夢野久作
、物凄い見幕で立ちはだかっている。幸いにして引金の転把が上がっていなかったので、
ダムダム弾の連発を喰らわされる事だけは助かった訳ですが、それにしても女の見幕の恐....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
味があって、それが物欲しそうな大たぶさの耳の下をかすめて、鬢《びん》つけの中へ、
ダムダム弾のようにくぐり込んだのだからたまらない。 「あっ!」 と、自分で自分の....
「恐怖の季節」より 著者:三好十郎
段と経過と結末は、二重三重に念入りで、ほとんど残酷といってもよい位である。それは
ダムダム弾式の残酷さだ。入り口は小さく、それとなく見えるが内臓をズタズタに引裂く....