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ダーリ
「ダーリ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ダーリの前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
落ち付けなかった。 「これこの間撮ったんですけれど」 彼は写真を出して見せた。
ダーリヤの花をあしらって、私などに出来そうもない、ハイカラな、気のさすようなポー....
「かもめ」より 著者:神西清
汽車は二時五分に着きます。それではアルカージナさま、おそれいりますが、役者のスズ
ダーリツェフが今どこにいますか、お忘れなくお調べねがいますよ。生きているかな? ....
「決闘」より 著者:神西清
が圧しつぶされたようなテノールを出す。 「さっさとしろ。バタなら戸棚だ。それから
ダーリヤに、胡瓜漬の壺へ蒔蘿を入れさせとけ。蒔蘿だぞ。こら、クリームに蓋をせんか....
「挿頭花」より 著者:津村信夫
た。と見るとまるで手品師のやうに、今度は片方の手に一輪の真紅な花を提げてゐた、「
ダーリヤはおきらひ?」少女はその一輪をまた髪の上に翳して見せた。首を前よりも一層....
「写生紀行」より 著者:寺田寅彦
かった。小さな座敷の窓には柿の葉の黄ばんだのが蝋石のような光沢を見せ、庭には赤い
ダーリアが燃えていた。一つとして絵にならないものはないように見えた。 飯を食い....
「花物語」より 著者:寺田寅彦
陰と日向の境を蟻がうろうろして出入りしている。このあいだ上田の家からもらって来た
ダーリアはどうしたものか少し芽を出しかけたままで大きくならぬ。戸袋の前に大きな広....
「故郷」より 著者:豊島与志雄
彼の不敵な誠意を信ずるから、賛意を表しておいた。「悪霊」のスタヴローギンでさえ、
ダーリアを――他の男との婚談を拒絶しなかった彼女、而も彼の最後の精神的看護婦と自....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ふうに呼ばれている女を愛していた。リストリエは、花の名を綽名《あだな》としている
ダーリアという女を鍾愛《しょうあい》していた。ファムイュは、ジョゼフィーヌをつづ....
「秋毛」より 著者:宮本百合子
い此間から草花でまぎらす事を気がついた。 五六本ある西洋葵の世話だのコスモスと
ダーリアの花を数えたりして居る。 早《はや》りっ気で思い立つと足元から火の燃え....
「スモーリヌイに翻る赤旗」より 著者:宮本百合子
級の差別は極めてやかましく、たとえば、草ぶき小舎にすんでいるヒンドゥースの娘スン
ダーリは、自分の飲む水を、上の階級ブラマンのものたちが水を汲む泉から決して汲んで....
「二つの庭」より 著者:宮本百合子
ちゃん」 素子が、辞典のつみ重ねを目でさした。 「――これだけで一荷物だ」 「
ダーリのようなものは、かえってむこうではいらないんじゃないでしょうか」 そうい....
「街」より 著者:宮本百合子
。彼は遂に、 「では兎《と》も角《かく》私の家へお伴しましょう」 と云った。 「
ダーリヤ・パヴロヴナに一度都合をきいて見ませんとどうも――若し彼女にさしつかえな....