»
チョウ
「チョウ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
チョウの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
を持って来てながめていた。「日本郵船会社絵島丸事務長勲六等倉地三吉」と明朝《ミン
チョウ》ではっきり書いてある。葉子は片手でコーヒーをすすりながら、名刺を裏返して....
「穂高岳槍ヶ岳縦走記」より 著者:鵜殿正雄
てて行こうとすると、もう一つ小峰があるとの事、で早々|纏めてまた動き出す。途中、
チョウノスケソウ、チングルマ、ツガザクラ、ジムカデ、タカネツメグサ、トウヤクリン....
「三人の双生児」より 著者:海野十三
」 「さあ、――明神さまのお祭りだとか、それから太い竹を輪切りにしてくれるサギッ
チョウなどというものがありました」 「ああ左義長のことですネ。それも結構です。そ....
「沈没男」より 著者:海野十三
オ、先払電報) マタ、フネハシズンダ。コレデ三ドメダ。ヨハ、ラングスドルフカン
チョウニタイシ、イサギヨクコウガイニイデ、イギリスカンタイトタタカウヨウススメタ....
「獏鸚」より 著者:海野十三
鸚鵡と呼ぶ名の鳥はいないけれど、その種類はセキセイインコ、カルカヤインコ、サトウ
チョウ、オオキボウシインコ、アオボウシインコ、コンゴウインコ、オカメインコ、キバ....
「爆薬の花籠」より 著者:海野十三
クシノテニヨッテ、バクハツシマス。ソレガコマルナラ、コンヤ十一ジニ、クロカワダン
チョウト、ハナガタフサエト、マルノウチ、ネオン・ビルノマエニキナサイ。ケイサツニ....
「山のコドモ」より 著者:岡本かの子
ネ ニ イッパイ カザリツケマシタ。ソレガ ヤマ ノ オヒサマ ニ カガヤイテ、
チョウド クンショウ ノ ヨウニ ミエマシタ。....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
めている。その頃の車夫にはなかなか芝居の消息を諳んじている者もあって、今度の新富
チョウは評判がいいとか、猿若マチは景気がよくないとか、車上の客に説明しながら挽い....
「島原の夢」より 著者:岡本綺堂
めている。その頃の車夫にはなかなか芝居の消息を諳んじている者もあって、今度の新富
チョウは評判がいいとか、猿若マチは景気がよくないとか、車上の客に説明しながら挽い....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
したような態度で、
「君は、Lha-mo-Sambha-cho《ハーモ・サムバ・
チョウ》 を知っているかね」と訊いた。
「Lha-mo《ハーモ》……※」私が、し....
「夜光虫」より 著者:織田作之助
くれ」 十五円のライスカレー一皿では、腹が一杯にならなかったのだ。 「にぎり一
チョウ!」 「あ、二皿にしてくれ」 と、小沢はあわてて言った。 「――土産にす....
「牛捨場馬捨場」より 著者:喜田貞吉
き特権は、おのずからこの長吏法師等の壟断するところとなった。後世にいわゆるエタを
チョウリ(長吏)もしくは
チョウリンボウ(長吏坊すなわち長吏法師)と呼ぶ地方の少か....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
呼ぶに至った事も、また既に述べたところであるが、この狭い意味のエタの事を、或いは
チョウリとか、
チョウリンボウとか云った地方がある。長吏または長吏坊の意で、すなわ....
「長吏名称考」より 著者:喜田貞吉
エタを
チョウリという地方が多い。文字に「長吏」と書く。或いはこれを
チョウリンボウともい....
「融和促進」より 著者:喜田貞吉
たのは、ただこの迷信があったためなのです。 ところで、エタは地方によっては、「
チョウリ」ともいいました。文字には「長吏」と書いて、「頭」という意味です。落伍者....