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ドップ
「ドップ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ドップの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「剣侠」より 著者:国枝史郎
序の釣手だ! その次に行なわれる大下手切り! こいつだけは受けられない、ダーッと
ドップリ胴へ入るだろう! と、完全の胴輪切り! その序の業が行なわれた。 釣....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
まみれながら、抜き取られた。その時、老人は左右の手を、物でも掬うように円く曲げ、
ドップリと胸腔へ差し込んだが、肘の付け根から爪の先まで、唐紅に血に染めて、それを....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
、象の下ッ腹の窪みにキッチリ嵌込《はめこ》むようになって死んでいる。左の乳の下が
ドップリと血に濡れて。 薄くあけた切《きれ》の長い一重目《ひとかわめ》の瞼の間....
「空家」より 著者:宮崎湖処子
太郎主が縊り殺せしとか」と、彼は再び消え入ったり、 一群ははるかに去りて暗光は
ドップリと暮れゆき再び来る人もなかりき、されど彼は阿園が棺とその葬式の道を恐れて....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
助、宅助ッ、手を貸せい!」 帛を裂くような悲鳴が流れた。 風が出た――いつか
ドップリと深い宵闇。 大川の三角洲、四貫島、うす寒い川風が、蕭々と芦を鳴らして....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
合よく人通りのある道を避けて、芝の山内へ歩いてゆく様子――、増上寺の山内は、もう
ドップリと暮れていた。 と――先にゆく弦之丞は、 「また一角がつけて来るな……....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
を揃えて、その目へ、その二階へ、心からの哀別を告げて早足に立ち去った。 東堀は
ドップリと暮れていた。 赤い灯影が映る隙間もないほど、川には艀舟がこみ合ってい....