ドーバー海峡[語句情報] » ドーバー海峡

「ドーバー海峡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

ドーバー海峡の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
の持久戦争を余儀なくされ、遂に敗れた。イギリスはその貧弱な陸上兵力にかかわらず、ドーバー海峡という恐るべき大水濠の掩護によって、ナポレオンの決戦戦争を阻止したの....
独本土上陸作戦」より 著者:海野十三
還いたしました。これは、目下イギリスに在る金博士の発明になる深海歩行器によって、ドーバー海峡四十キロの海底を突破し、無事帰還したものでありまして、実に劃期的な大....
西航日録」より 著者:井上円了
を吐きて、 遊ぶなら巴里に越えたる処なしさういふ人は金持の事 午前十一時発車、ドーバー海峡を渡り、午後七時、ロンドン着。即時にスコットランド行きの汽車に乗り換....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
を望むを得ず。数回汽船、漁舟を送迎して転進す。穏波晴影、前夕のごとし。午後二時、ドーバー海峡を通過し、六時半、テムズ河口に入る。九時半、チルベリードックに停船す....
千里眼その他」より 著者:中谷宇吉郎
事は出来るはずがないと答えたという話がある。しかしその後十年にしてマルコニーは、ドーバー海峡を距《へだ》てる無線通信に成功しているのである。千里眼の場合はこれと....
原子爆弾雑話」より 著者:中谷宇吉郎
を切り落したようなものである。昭和十五年、ヒットラーが欧洲を平定して巴里に入り、ドーバー海峡越しに英本土を指呼《しこ》の間《かん》に睨《にら》んでいたあの最得意....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
回の戦争に赫々たる戦果を挙げ全欧州大陸を風靡したが、海を隔てたしかも僅か三十里のドーバー海峡のため英国との戦争は十年余の持久戦争となったのである。但しこれはむし....