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「ニコチン〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

ニコチンの前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
武装せる市街」より 著者:黒島伝治
れた。第三号に、いろ/\なものをまぜて、丸子を作る。匙を持つ手は、ヘロ中の結果、ニコチン中毒のひどい奴より、もっとひどくブル/\ふるえた。手と同時に、椅子にかけ....
十五年間」より 著者:太宰治
ばならなかった。私の半生は、ヤケ酒の歴史である。 秩序ある生活と、アルコールやニコチンを抜いた清潔なからだを純白のシーツに横たえる事とを、いつも念願にしていな....
饑餓陣営」より 著者:宮沢賢治
あまり光って眼がくらむようであります。」 大将「そうじゃ。それは支那《しな》戦のニコチン戦役にもらったのじゃ。」 特務曹長「立派であります。」 大将「それはそう....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
を硬化させた。鉛と土で化粧させて器械人形と遊戯させた。 そうしてアルコールと、ニコチンと、阿片と、消化剤と、強心剤と、催眠薬と、媚薬と、貞操消毒剤と、毒薬の使....
コーヒー哲学序説」より 著者:寺田寅彦
。 芸術という料理の美味も時に人を酔わす、その酔わせる成分には前記の酒もあり、ニコチン、アトロピン、コカイン、モルフィンいろいろのものがあるようである。この成....
露肆」より 著者:泉鏡花
を目深に、さも歴々が忍びの体。冷々然として落着き澄まして、咳さえ高うはせず、そのニコチンの害を説いて、一吸の巻莨から生ずる多量の沈澱物をもって混濁した、恐るべき....
囚われ人」より 著者:豊島与志雄
るし、舌はざらざらに荒れてるし、歯は脂で真黒だ。少し慎しんだらどうかね。それに、ニコチンの害毒はひどいからね。 煙吉は向きを変えて、そばに突っ立ってる者たちを....
巴里のキャフェ」より 著者:岡本かの子
院を中心に直径半マイルほどの円囲内に地潜っている賭博宿の一つから出て来たものだ。ニコチン中毒で冷たく乾燥した手の掌を頭の毛に摺りつけては、その触覚を取戻そうと努....
中毒」より 著者:織田作之助
救われない状態でも、煙草だけが私を慰めたのだ。 一日四十本以上吸うのは、絶対のニコチン中毒だということだが、私の喫煙量は高等学校時代に、既にその限界を超えてし....
夜の構図」より 著者:織田作之助
親切があなたにあれば、一生恩に着ますよ」 「まア、そんなにマッチが……」 「凄いニコチン中毒でね」 「じゃ、届けてあげますわ、仕方がない」 「何時頃……?」 「....
按摩」より 著者:小酒井不木
召し上ったようですねえ」 と、彼は狡猾そうな笑いを浮べて言った。 「うむ。俺はニコチン中毒にかかったんで、身体中の肉がこわばってどうにもならぬから、按摩が通る....
近頃感じたこと」より 著者:小川未明
思って、いろ/\新しい薬を求めて来ました。どれにしても、ウエノトロン、もしくは、ニコチン製のものだったろうが、園芸の領野が広いだけに、沢山会社もあるものだと思い....