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バチカン
「バチカン〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
バチカンの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「諸国の玩具」より 著者:淡島寒月
り、今でも下岡蓮杖さんが持っています。その覗眼鏡の中でナポレオン三世が、ローマの
バチカンに行く行列があったのを覚えています。その外廓は、こう軍艦の形にして、船の....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
を設けたるに、その結果、宗教改革の乱を引き起こすに至れりという。 法王の宮殿を
バチカンという。古来、世界にある宮殿中最も大なるものなり。その長さ五百七十八間、....
「ローマ法王と外交」より 著者:国枝史郎
の喜びを感ぜしめている。 さて右の如く偉大なる法王を出したカソリック教の総本家
バチカンも星移り物変わり現代にあっては物質世界に於ける勢力は、昔日の如くではない....
「先生への通信」より 著者:寺田寅彦
まわりに集まってせんたくをしているそばには鶏が群れ遊び、豚が路傍で鳴いています。
バチカンも一部見ましたが、ここの名物はうまい物ばかりのようであります。 (明治四....
「女性の歴史」より 著者:宮本百合子
た。けれどもじっと見ていると、ミケランジェロの絵のなかには何か憂鬱がある。有名な
バチカンの壁画など見ていると、宇宙的なミケランジェロの雄渾さとともに一種のみのが....