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パク
「パク〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
パクの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「橋」より 著者:池谷信三郎
思えようか。彼女は春の芝生のように明るく笑い、マクラメ・レースの手提袋から、コン
パクトをとりだして、ひととおり顔を直すと、いきなりポンと彼の鼻のところへ白粉をつ....
「茸の舞姫」より 著者:泉鏡花
なら、切落して生々しい女の乳房だ。……しかも真中に、ズキリと庖丁目を入れた処が、
パクリと赤黒い口を開いて、西施の腹の裂目を曝す…… 中から、ずるずると引出した....
「山と雪の日記」より 著者:板倉勝宣
な虫が落ちると、今まで下の方ですましていた奴が、いきなり上を向いて突進してくる。
パクッと、あたりの静けさを破る音とともに、虫は水の下へ、魚の腹へ、消えて行く。一....
「海底大陸」より 著者:海野十三
とでした。――」 と、少年の語りだしたところによると、三千夫少年は、サケ料理を
パクつこうとしたとたんに、事務長から呼ばれたので、おしくもサケ料理のさらをそのま....
「キド効果」より 著者:海野十三
学生のために、「脳組織に於ける電気振動論」を講義していた。 そのとき入口の扉が
パクリと開いて、一度も笑っている顔を見たことが無いといわれる用務員・喜見田が入っ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
った。胸から咽喉のあたりを締めつけられるような気がした。金魚のように、大きく口を
パクパクやったが、呼吸はますます苦しくなった。頭がキリキリと痛くなり、眩暈がして....
「ゴールデン・バット事件」より 著者:海野十三
、これには婦人の毛髪がついていた。それだけではない。卓子の上に半開きになったコン
パクトが発見された。白い粉がその卓子の上に滾れていた。粉の形と、コン
パクトをどけ....
「時限爆弾奇譚」より 著者:海野十三
いろいろ有るがね。今まで造ったうちで極く小さいものというと、婦人の持っているコン
パクトぐらいじゃね。わしが今|覚えている第88888号という時限爆弾は、金色燦然....
「深夜の市長」より 著者:海野十三
裸にした。右の腋の下を中心に出血はかなり夥しく、消毒した脱脂綿で拭っても、上膊に
パクリと明いた傷口から、鮮明な血潮がジクリジクリと、噴きだしてきた。医師は直ちに....
「西湖の屍人」より 著者:海野十三
のかッ」 「僕が喋るときには、この唇が動いているでしょうか」 「なに、唇が……。
パクン、
パクンあいたり、しまったりしてるじゃねえか、こいつひとを舐めやがって」 ....
「赤外線男」より 著者:海野十三
た。警察の卓子の上に拡げられた数々の遺留品を一つ一つ手にとりあげながら、彼はコン
パクト一つにもかなり明瞭な説明をつけ加えた。轢死人は彼の末の妹だったのだ。 「こ....
「蠅」より 著者:海野十三
かかった。一同の心臓は大きく鼓動をうって、停りそうになった。 「……?」 蓋は
パクリと外れた。 「なアんだ」 見ると、函の中には、白い料理の皿が二三枚|重な....
「爬虫館事件」より 著者:海野十三
現れることかと、唾を呑みこんだ。 「ガチャリ!」 と音がして、タンクの上半部が
パクンと口を開いた。が、内部は同心管のようになっていて、鱶の鰭のような大きな襞の....
「俘囚」より 著者:海野十三
頭をガクンとうしろに垂《た》れた。なにやら足りないものが感ぜられる。あたしは口を
パクパクと開《あ》けてみせた。 「なんだネ」と彼が云った。変な角度からその声が聞....
「見えざる敵」より 著者:海野十三
その宝物かと思ったが、博士はその環の一部をしきりにねじった。すると環が縦に二つに
パクリと割れた。博士はソッと片側の金環をとりのけた。中は空洞であった。つまりこの....