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「パブリック〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

パブリックの前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
南半球五万哩」より 著者:井上円了
こと、第九は日曜の午後に酒舗を開くに至りたること、第十は婦人にして喫煙し、またはパブリックバーに入りて飲酒するものあること等なり。概して言えば保守的の英国にして....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
家は、ジャーナリズムとアカデミズムという二つの範疇で物を云うことを斥けて、公衆(パブリック)という第三の範疇をこれに付け加えろと主張する。そう三つ揃わないと事物....
調査機関」より 著者:中井正一
にははなはだ便利であることはよく語られるところである。またシカゴ大学の外廓にあるパブリック・アドミニストレーション・サーヴィスは、地方行政の資料交換所の役割りを....
ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」より 著者:前田河広一郎
ほど遠くはない。ヴィレージで昼食をとって、ほどよい時刻を見はからって、ニュー・レパブリック社へ行った。編集者のフランク・ハリス君は在社であった。ここでは、Joi....
土から手が」より 著者:牧逸馬
ましい関係のある、政府の病院班に現務中の赤十字看護婦だという意外な展開は、公衆《パブリック》の関心を倍加させ、弥が上にセンセイションを唆るに充分だった。報道価値....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
のより優良という点からだけ分業の価値を見たこととの対比が。昔々、プラトーンの「リパブリック」など哲学としてよんだ時代からぼんやり盲目窓のように立っていたものが、....
伸子」より 著者:宮本百合子
拝であった。それで、時々かえって気持が逆に動く伸子は、その時も、 「どこまでもリパブリックね」 と笑った。 「私はやり方が違うわ、自分が好き、だから好き。それで....
新種族ノラ」より 著者:吉行エイスケ
皮膚だ。新しい薔薇戦争の勃起する魅力がそこにある。黄浦口《コウホコウ》にのぞんだパブリック・ガーデン、そこでは四十幾種類かの人種がプラタナスの木蔭を逍遙《しょう....
シルクハット」より 著者:渡辺温
。ムッソリニのような顔に見えた。 私共は、それから、行きつけの港の、砂浜にあるパブリック・ホテルへ女を買いに出かけた。その日は私共の給料日で私共は乏しい収入を....