»
ファシ
「ファシ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ファシの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「春の上河内へ」より 著者:板倉勝宣
時に汗が引込んで、風が木々を渡って行った。中山の下りは急で、雪は実に好い。プルツ
ファシュネーに近い。スキーから雪煙が立って、音のない谷にシューという快い音をたて....
「まざあ・ぐうす」より 著者:北原白秋
《れんが》に瓦《かわら》」 セント・ギルスの鐘がなる。 「半《ハアフ》ペンスに*
ファシング」 セント・マアルチンスの鐘がなる。 「パン菓子におせんべい」 セント....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
説くことでは満足しなかった。彼の思想はある時代、ことに彼が生きている時代へのエン
ファシスを帯びていた。すなわち彼は歴史の真理を述べ伝えたかったのだ。 彼は釈迦....
「生活と一枚の宗教」より 著者:倉田百三
ため、天皇陛下のためなら死んでもよいという。政党のためなら死んでもよい。あるいは
ファシストならば日本のために死んでもよいという。結局何ものか、これこそまちがいが....
「党生活者」より 著者:小林多喜二
る。更に私たちは細胞会議の決議として、「マスク」の編輯《へんしゅう》で、工場内の
ファシスト、社会
ファシストのバクロを新しく執拗《しつよう》に取り上げてゆくことに....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
てるなら、まだしも救いはあろう。しかし、左右両翼、どっちの天下になったところで、
ファシズムの急坂をころがり落ちて行くだけのことだ。 狭小な耕地面積と乏しい天然....
「裏切り」より 著者:坂口安吾
本を社長とよんだり先生とよんだりしていました。なぜ先生かと申しますと、彼は一流の
ファシズムを信奉しており、その共鳴者が七人いました。その
ファシズムは皇室中心主義....
「ヤミ論語」より 著者:坂口安吾
することができない。 私は、旧秩序への復帰を正理とする人々の方が不健全、畸型な
ファシストに見え、それにくらべれば、過渡期上の一部の悪現象は、まだしも、健全に見....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
と所属級を把握し、一刻も早く待遇の等別を確立しようと忙がしく働いていた。私は彼に
ファシスト風の真直ぐに腕を上げる挨拶をして、まず私たちがいかに方々を旅行して来た....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
れは、一本の羽毛を飾った狩猟帽をかぶって、自分の身長よりも高い銃剣で、新入国者に
ファシスト的な無言の警告を与うべく努力していた。真っ暗だった。停電だったのだ。ま....
「金の十字架の呪い」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
兄弟は普通の政治家ではありませんでした。私は彼がイタリーについて演説をするまでは
ファシストを少しも了解しませんでしたね」 「でも、私達はこの旅行ではイタリーには....
「銀座アルプス」より 著者:寺田寅彦
もっていた。しかしまたピンヘッドやサンライズを駆逐して国産を宣伝した点では一種の
ファシストでもあったのである。彼もたしかに時代の新人ではあった。 旧時代のハイ....
「KからQまで」より 著者:寺田寅彦
左をして帰るとそれがDになっている。これが心の世界である。 七
ファシストはアルプスを愛し、リベラリストはラインやエルベの川の景色を、マルキシス....
「札幌まで」より 著者:寺田寅彦
ボリ以下多数の火山を有する南欧イタリアの国土には当然にふさわしいシーザーが現われ
ファシズムが生れた。今眼前にこの岩手山の実に立派な姿を眺め、その麓に展開する山川....
「ロプ・ノールその他」より 著者:寺田寅彦
予算までを今日の計画の中に組み込むわけにも行かない。それで政治家、軍人、実業家、
ファシスト、マルキシスト、テロリスト、いずれもこんな不定な未来の事は問題にしてい....