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ヘブライ語
「ヘブライ語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ヘブライ語の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「誰」より 著者:太宰治
きり掴《つか》んで置きたかったのである。 サタンは普通、悪魔と訳されているが、
ヘブライ語のサーターン、また、アラミ語のサーターン、サーターナーから起っているの....
「相撲」より 著者:寺田寅彦
る。その「相撲」がいったいどんなふうの相撲であったかさっぱりわからない。しかし、
ヘブライ語の相撲という言葉の根幹を成す「アバク」という語は本来「塵埃」の意味があ....
「軽井沢」より 著者:寺田寅彦
の東京の銀座にあると同じような新しいものもあるのである。書店の棚にはギリシア語や
ヘブライ語の辞書までも見いだされる。聖書の講義もあればギャング小説もある。 郵....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
女はH・Pとロココ風に略字のつながった銀の匙で私の手の甲の静脈を叩きながら、古代
ヘブライ語で私をたしなめたのである。 『何を言ってらっしゃるの? 造花じゃありま....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
者で、鑑識家で、歴史を愛好し、ラテン語を学んでおり、ギリシャ語をつめ込んでおり、
ヘブライ語に達者で、ベネディクト修道女というよりもむしろベネディクト修道士と言っ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
方面において彼は広大なるものを愛していた。彼はイタリー語、ラテン語、ギリシャ語、
ヘブライ語を知っていた。しかもそれはダンテとユヴェナリスとアイスキロスとイザヤの....
「言葉の不思議」より 著者:寺田寅彦
肉(コールミート)のコールである。氷るに近い。朝鮮語で冬は「キョーウル」である。
ヘブライ語の寒さも「コール」である。 Winter は日本語の「いてる」とどこ....
「博物誌」より 著者:岸田国士
ギリシャ語やラテン語を知っているというのなら、私のほうは、煙突の燕どもが空に書く
ヘブライ語を読み分けることができる。 かわら鶸――「燕ってやつは馬鹿だなあ。煙....
「年譜」より 著者:原田義人
するものであった。このころから、東ユダヤ人のユダヤドイツ語(ドイツ語、スラヴ語、
ヘブライ語の混合した地方語)で演じる劇団の民衆劇に興味をもち始めた。またプラーク....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
に、『旧約全書』のみを用いて『新約全書』を用いざると、第二に、経文および唱歌みな
ヘブライ語を用うると、第三に、土曜日をもって安息日と定め、金曜日の晩と土曜日の朝....