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ベーリング海峡
「ベーリング海峡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ベーリング海峡の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「風野又三郎」より 著者:宮沢賢治
達と二人三人ずつ向うの隙《す》き次第|出掛《でか》けるだろう。僕の通って来たのは
ベーリング海峡《かいきょう》から太平洋を渡って北海道へかかったんだ。どうしてどう....
「北氷洋の氷の割れる音」より 著者:寺田寅彦
粗末な北氷洋の海図の上を赤い線で示された航路の触手がするすると東に延びて、それが
ベーリング海峡を越えて横浜まで届くのを見た。さて、この次の三本目の触手はどこへ向....
「地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
加奈陀の方へ北航しかかったのだろうぐらいに思っていたのであった。 「なんだ、もう
ベーリング海峡へ来ていたのか」
ベーリング海峡ではない。それと反対の方向の南極....
「流線間諜」より 著者:海野十三
。「デジネフ岬というのがある。カムチャッカ半島の東の鼻先のところにある岬の名だ。
ベーリング海峡を距てて北アメリカのアラスカに対しているそうだ。これに違いない」 ....
「「草野心平詩集」解説」より 著者:豊島与志雄
で見たがる。見てはそれを歌う。日本海を歌い、エリモ岬を歌い、オホーツク海を歌い、
ベーリング海峡を歌い、タスカローラ海溝の底にもぐってまで歌う。 雨雲の垂れた寒....
「紅毛傾城」より 著者:小栗虫太郎
その島を望んだヴィッス・ベーリング――(注 ベーリング――。事実はそうでないが、
ベーリング海峡の発見者といわれる丁抹人。一七四一年「聖ピヨトル号」に乗じて、地理....
「決闘」より 著者:神西清
は探険旅行に出掛ける」とフォン・コーレンが補祭にいう、「ウラジオから海岸づたいに
ベーリング海峡に出て、それからエニセイの河口まで行くんだ。地図を作る。地方の動植....
「少年たち」より 著者:神西清
。……それから……それから……カムチャッカ。……そこからは、サモエードがボートで
ベーリング海峡をわたしてくれらあ。……そうすりゃ、もうアメリカだ。……アメリカに....