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ボト
「ボト〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ボトの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「さまよえる猶太人」より 著者:芥川竜之介
に現れ、千六百一年にはリウベック、レヴェル、クラカウの三ヶ所に現れた。ルドルフ・
ボトレウスによれば、千六百四年頃には、パリに現れた事もあるらしい。それから、ナウ....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
ある日海岸で遊んで居りますと、指導役のお爺さんが例の長い杖を突きながら彼方からト
ボトボと歩いて来られました。何うした風の吹きまわしか、その日は大へん御機嫌がよい....
「雷」より 著者:海野十三
と、もう一度松吉の方をジロリと睨んで、それからクルッと廻れ右をして、元来た道へト
ボトボと帰っていった。 「松さん。お前さんたち、今夜なにか用事があったんだろう」....
「地球盗難」より 著者:海野十三
とを岩蔵に頼んでおいて、久しぶりに、下宿していた村の方へ帰ることとなった。彼はト
ボトボと、なだらかな坂道を下りていった。僅か三、四日見なかったばかりの矢追村だっ....
「地中魔」より 著者:海野十三
筈はない。 その夜更け。ここは東京の月島という埋立地の海岸に、太った男が、水の
ボトボト滴れる大きな潜水服を両手に抱えて立っていた。 折からの月明に顔を見ると....
「蠅男」より 著者:海野十三
この井上氏だけであった。 午後三時半といえば、彼が蠅男に三輪車を奪われてのちト
ボトボと有馬の町の駐在所へ転げこんだその時刻なのであった。もし蠅男があの場合、大....
「鶴は病みき」より 著者:岡本かの子
うな気がする。 某日。――麻川氏の太いバスの声が度々笑う。隣の棟に居て氏のノド
ボトケの慄えるのを感じる。太いが、バスだが、尖鋭な神経線を束ねて筏にしそれをぶん....
「アド・バルーン」より 著者:織田作之助
た。 真夏の日射しはきつかった。麦藁帽の下から手拭を垂らして、日を除けながらト
ボトボ歩きました。京都へ着くと、もう日が暮れていましたが、それでも歩きつづけて、....
「神経」より 著者:織田作之助
花屋」のトタン張り生活も、いつ何時くつがえってしまうかも知れず、私は首を垂れてト
ボトボ歩いた。 帰りの電車で夕刊を読むと、島ノ内復興聯盟が出来たという話が出て....
「世相」より 著者:織田作之助
がみながら、巻寿司を売っているのもいた。 闇市を見物してしまうと、新世界までト
ボトボ歩いて行ったが、昔の理髪店はやはり焼けていた。焼跡に暫らく佇んで、やがて新....
「土曜夫人」より 著者:織田作之助
、チョコチョコ大阪までつけて来たのだが、今はその喜びも空しく、京吉のいる京都へト
ボトボ帰って来た足は、雨に濡れた心のように重かった。 しかし、京都へついたその....
「私の洋画経歴」より 著者:小野佐世男
誠実に自分の恋をあきらめ悪人をたおし、彼女の好きな男と手を握らし、夕日をあびてト
ボトボと愛馬を引き小さく消えて行くフェード・アウトのラスト・シーン。馬より長いエ....
「単独行」より 著者:加藤文太郎
い風が吹いていた。茅野の駅に下りて、まだ夜の明けたのを知らない静かな街道を一人ト
ボトボ歩いていると、初めての冬山入りの淋しさがしみじみ身にしむ。駅から泉野村小屋....
「甲州鎮撫隊」より 著者:国枝史郎
で、又振返って見た。一時に痩せたように見えるお千代が、松本家から離れて、向うへト
ボトボと歩いて行く姿が見えた。(京都へ帰るなり、甲府へ追って行くなり、勝手にしや....
「沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
何んとまあ変ったことだろう」 張教仁は支那流に、このように感慨に沈みながら、ト
ボトボと道を歩いて行った。こうしてしばらく歩いてから、何気なく彼は顔を上げて、行....